氷上の軌跡 -#40 佐藤佑哉-

中央大学のブログをご覧の皆さんこんにちは。今年度も中央大学アイスホッケー部の応援ありがとうございました。
もうこの氷上の軌跡を書くのかと思うと、4年間あっという間だったなというのが本音です。この4年間つらいことやきつかったことはなく、ただ楽しく毎日を過ごすことができました。また周りの人に恵まれ、濃い時間を過ごすことができました。
今思い返すとこの4年間だけではなく、アイスホッケーを始めてから今まで本当に周りの人に恵まれ、支えられながらアイスホッケーを続けてこられたと感じます。ありがとうございました。

では、氷上の軌跡ということで、これまでのアイスホッケー人生を振り返っていこうと思います。このブログを最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私のアイスホッケー人生は5歳の頃、兄がアイスホッケーをやっていたということもあり、物心つく頃には始まっていました。
小学校の頃は、苫小牧ジェッツというクラブチームでプレーをしていました。小学校5年生くらいまではアイスホッケーが好きではなくて、練習に行くのも嫌だなと感じていたけれど、兄弟もホッケーをやっているので行くしかない状況でいやいやホッケーをやっていました。
手は冷たくなるし、足の裏は痛いし、チェックは怖いしなど、マイナスのことばかりを考えながらホッケーをやっていたのを覚えています(笑)
小学校6年生の頃にはチームのキャプテンになりましたが、途中でキャプテンを降ろされました。この時からキャプテンシーなど引っ張っていく力がなかったのだと思います(笑)

中学校では、アイスホッケー の面白さやシステムなどを学び、すごく成長できた3年間でした。やっぱり、中学校3年生と1年生では体格差もあってチェックをされるのがすごく怖くて、どうしたらチェックをされずにホッケーをできるのかということを考え、出た答えがハンドリングを上達させることでした。その答えが出てから毎日ハンドリングをしていたのを覚えています(笑)

アイスホッケーはチームスポーツなんだと改めて気づかされたのは中学校3年生の時でした。中学校3年生の時は、周りからも自分たちのチームが1番弱いんじゃないかって言われるくらい弱くて、全道も全国も行けないものだと思って、高校の防具をチームが発表された時くらいに買いました。
ですが、全道に行けて、全道3位、全国に行けて、全国3位になりました!その時にチームスポーツの面白さや、チームスポーツは何が起こるのかわからないなと気づかされ、そしてアイスホッケーの面白さに気づくことができました!
私は中学校3年間監督だった藤巻先生に出会ってアイスホッケーの面白さに気づくことができたので、本当に感謝しています!このブログをもし見ていたら、ブログに「いいね」を押しておいてください(笑)

このような形でアイスホッケーを好きになり、高校生になりました。
高校は白樺学園に進み、初めて親元を離れ下宿生活を送りました。高校生活1年目は私生活面でもアイスホッケー面でも、全てにおいてきつくて、アイスホッケーを嫌いになりそうだったし、自分が誰かもわからないくらいきつい思いでいっぱいでした(笑)

このような経験をしたからこそメンタルも鍛えられたし、怖いものがなくなり、高校生最後のインターハイで佐藤尚輝主将の元、優勝することができました!私生活面でもアイスホッケー面でも成長させてくれた同期のみんなや湊谷先生には感謝してもしきれないです。
みんなで優勝するために、話し合いをしたり、喧嘩をしたり、高校3年間という短い時間でしたが、1分1秒全てがかけがえのない時間でした。みんなとの出会いに感謝!!

そして、私は中央大学に行きたいと思い、中央大学へ進学することを決めました。
中央大学に行きたいと思ったきっかけは、苫小牧で見た中央のホッケーに憧れたのと、白樺の先輩がいなかったということで決めました(笑)
大学1年生の頃はコロナの影響で秋リーグしかできなかったし、試合にも出させてもらっていたのに結果も残せなくて悔しい1年になりましたが、秋リーグ優勝することができて、その当時の4年生の姿がすごくかっこよかったです。自分も4年生になったら先輩方のようなかっこいい4年生になりたい!と思いましたが、情けない4年生になりました(笑)
そして、大学3年生の春に膝の半月板を手術して、半年以上ホッケーができなくて怪我の辛さを思い知ることができました。でも、怪我から復帰してすぐに試合に出させてくれた監督コーチに感謝しています。
自分が4年生の立場になり、入学してから1回もインカレ優勝していなかったので今年こそは優勝する!と同期で話していた矢先、春大会で4位という結果で絶望しました(笑)
また、手術した膝も壊して再手術と言われましたが、トレーナーに支えられながら1年間ホッケーをすることができました。ありがとうございます。
春の敗戦から、チームを立て直すためにきついトレーニングをして夏の大会で優勝することができました。あ、優勝ってこんなに気持ちよかったんだって改めて気づき、インカレ優勝したい気持ちがますますアップしました。

そんな中で迎えた秋リーグもチームの不調が続き、思うように勝てずにチームとしても個人としても納得のいかない秋リーグになってしまいました。
このようなことから、インカレに向けてチームを立て直すために尚輝を中心に1からチーム作りをしてインカレに臨みました。しかし、自分たちが思い描いていた結果の遥か下を行ってしまいました(笑)
準々決勝敗退という記録を叩き出しましたが、インカレに向けてチーム一丸となってやってきたトレーニングや、時間はインカレ優勝よりも素晴らしいものだと思いました。何よりこのチームでプレーできたことを誇りに思います。

4年生についてきてくれた後輩や優勝させるために色々と考えてくれたスタッフの皆さん本当にありがとうございました!こんなにも情けない4年生で、すみませんでした。
個人的に東洋との兄弟対決は4年間で「0得点」と完敗でした!(東洋大学GK#44 佐藤永基)

という感じで学生アイスホッケーは終わりましたが、最後何人かにメッセージを書いてこのブログを締めさせていただきます!
長々と申し訳ございませんが、最後までお付き合いください!

両親へ
これまで約16年間のアイスホッケー生活を文句一つ言わずに自分たち兄弟を支えてくれてありがとう。
小中学校の時は毎日練習の送り迎えをしてくれたり、高校は親元を離れたけどいつも試合に来てくれたり、LINEで毎試合「がんばれ」って言ってくれたことがすごく嬉しかったです。
俺と永基が別々の大学で戦う時の見る気持ちは複雑だったと思うけど、しっかりどっちも応援していたことや、4人兄弟で人数が多かったのに何不自由なく生活をサポートしてくれたことに感謝しています。
また、4人の兄弟全員に120%の愛情を注いでくれたこと本当に尊敬します。自分たち兄弟は父さんと母さんの愛情がビンビンに伝わって来てたよ!
とりあえず学生生活の間色んな面でサポートしてくれてありがとう!これからは逆に両親を支えられるようにがんばります!

同期へ
また、今度ゆっくりみんなで話すと思うけど本当にこの同期のメンバーで良かったと思います。この4年間本当に楽しい思い出を作れて嬉しかったし、最後も自分たちらしい終わり方だったなと思います(笑)

佐藤佑哉部屋 最強メンバーへ
#92夏野こうすけ!
こうすけは小学校からずっと一緒でホッケー人生で1番関わりが深いと思います。小さい時から知っているからこそ言えることが一つあります。こうすけが「大学No. 1センター!」ということです。どの学年と比べてもこうすけしかいません。小学校から仲良くしてくれてありがとう。

#18藤間こうや!
こうやは中学の1年間一緒にプレーしていて大学でまた一緒にホッケーすることができました。思うように試合に出られなかったと思うけど、出た試合は必ず点を決めたりしてすごいと思いました。さすが部屋っこって感じです!

#28森太っちょそら!
1年生とは思えない体格をしていてホッケーになったら体を張るし、シュートは速いし敵にいたら嫌だなって毎回思います(笑)1年間の関わりしかなかったけど、仲良くしてくれてありがとう。
佐藤佑哉部屋の最強の戦士たち来シーズンからまた頑張りたまえ!

後輩へ
来年から新たなチームを作っていくことになると思いますが、今の4年生よりも実力は上だし強いチームを作れると思います。
今の1〜3年生はみんな上手いし頼れる後輩たちでした。自分たちみたいに悔いの残るものにしてほしくないので、毎回の練習でダッシュ1時間と11号館前の坂の陸トレを毎日して欲しいと思います!!!
っていうのは冗談で、一つ一つの練習を真剣にやって考えながら楽しくアイスホッケーをやってもらいたいです。(#23)

最後に、アイスホッケーを通して関わってくれた皆さん本当にありがとうございました。
色々な人の支えがあったからこそ、こうしてアイスホッケーを続けてこられたと思います。アイスホッケーを通して濃い時間を過ごせた佐藤佑哉は幸せ者です。

まとまりのない文章でしたが、最後まで目を通していただきありがとうございました!
出会いに感謝!

佐藤佑哉学生ホッケー完
#40 佐藤佑哉

中央大学スケート部アイスホッケー部門

中央大学スケート部 アイスホッケー部門